北京五輪のフィギアスケートで羽生結弦選手(27)が、ショートプログラムで8位と残念な結果に終わりました。
一方でライバルのネイサン・チェン選手(22)は圧巻の演技で1位となりました。
何年か前の五輪では羽生結弦選手の独断と思える雰囲気でしたが、ネイサン・チェン選手が現れ、ライバルとなっていきました。
羽生結弦選手とネイサン・チェン選手の違いは何でしょうか?
この記事では、羽生結弦選手とネイサン・チェン選手の演技での違いについて、ご紹介しています。
それでは、まずネットでの反応についてです。
羽生結弦選手とネイサン・チェン選手の演技のネットでの反応
まずはネットでの反応をご紹介します。
参照・引用元:twitter
参照・引用元:twitter
個人的な見解ですが、羽生結弦選手は「繊細で優雅な舞」ネイサン・チェン選手は「ダイナミックな躍動感あふれる演技」という印象があります。
羽生結弦選手とネイサン・チェン選手の海外メディアの評価
羽生結弦選手とネイサン・チェン選手について、イタリアのOA SPOTSというスポーツ誌に興味深い記事がありましたので引きます。
ネイサン・チェン選手は、スケーティングは良いものの、羽生結弦選手に比べて振付という観点において明らかに簡単なプログラムを披露した。ステップがより乏しく、特にトランジションは不十分だった。
トータルとフリーで新たな世界最高得点を記録し、優勝に相応しかったこの選手の重要な演技を貶すつもりは毛頭ないが、息を整え、高難度ジャンプの準備をするために有益な空っぽな時間が何カ所もある「楽な」振付の中で5本の4回転ジャンプを実施することは、(絶対的難度という点において)より簡単であることを強調しておく必要がある。羽生結弦のフリープログラムはより体力を消耗する振付であり、実際、あらゆる細部まで洗練され、非常に豊かなパフォーマンス全体の並外れた複雑さによって、当然のことながら演技が終わると疲れ切っていた。参照・引用元: OAスポーツ (oasport.it)
この記事は、2019年のソチで行われたグランプリファイナルの総括したものです。
ネイサン・チェン選手は、トランジション(ジャンプとジャンプの間のつなぎ)の空白とジャンプで静から動への切り替えでダイナミックさをより洗練させているように感じます。
ネットの評価として羽生結弦選手が「感動」や「魅力」を感じるのは、表現のためにより複雑な洗練された動きが入っているからというのは納得です。
羽生結弦選手とネイサン・チェン選手の評価は審判で割れる!
2019年のソチで行われたグランプリファイナルでは、「スケーティングスキル」「トランジション」など多くの項目でネイサン・チェン選手の方が好評価でした。
個人の好みによって演技点が変わってしまうのは仕方がないですが、審判によって、大きく左右されてしまうということがよくわかります。
いずれにしても、羽生結弦選手とネイサン・チェン選手は素晴らしい選手であることは間違いありません。
今後も二人のトップ争いを楽しみにしていきたいです。
最後に
羽生結弦選手とネイサン・チェン選手の違いについて紹介させて頂きましたが、如何だったでしょうか?
この記事では、紹介しませんでしたが、二人には衣装や選曲にも違いがあります。
羽生結弦選手は、選曲はクラシックで羽がテーマの衣装となってます。
ネイサン・チェン選手は選曲はモダンダンス的な曲で着心地のいい衣装となってます。
ネイサン・チェン選手の衣装は変わってると有名ですが(笑)
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。