スケート

北京五輪は、6日フィギュアスケート団体戦男子フリーが行われ、鍵山優真選手が、自己ベストを上回る208.94点で1位となった。

鍵山優真選手は、「きれいな着氷」「無理な体制でも持ちこたえる」などジャンプに定評があります。

これには、元フィギアスケート日本代表の父・正和さんのコーチによるところが大きいです。

この記事では、正和さんが鍵山優真選手のコーチで重視したこと、鍵山優真選手のジャンプの秘訣などを紹介しています。

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正和さんが鍵山優真選手のコーチで重視したこと

鍵山親子

参照引用元:朝日新聞記事

正和さんが重視しているのは、下記の3点に絞られます。

■足首回りの筋力強化
■膝と足首を連動させて動かすトレーニング
■股関節の柔軟

特に股関節の柔軟は、若いうちからやっておくと年齢を重ねても柔軟が残るんだとか。

具体的には、背中を壁につけ、足が壁につくまで持ち上げたり、Y字姿勢が取れるように横から足を上げて壁につけるということをするのだとか。

ここまでは、他の選手もやっています。

鍵山優真選手が優れているのは、天性の膝の柔らかさがありますので、大きな武器になります。

その点を踏まえ、鍵山優真選手のジャンプの秘訣をみていきます。

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鍵山優真選手のジャンプの秘訣

秘訣は、4回転トウループからよくわかります。

一般選手のトウループ

セオリーは、「左手を前方に伸ばし、肩が先に回らないように構える」
なので、空中に飛び上がり、左から右へ体重移動した後、回転が始まる

鍵山選手のトウループ

左手を後ろに引っ張って、そこに体をついてこさせる
なので空中に飛び上がった瞬間に回転が始まる

理屈はわかりますが、バランスを崩さないようにするためのセオリーです。

よほど体幹がよくないと体重移動がうまくいかず、回転数が減ったり、転倒の原因になります。

そして、特徴的なのは、猫足着氷と呼ばれる、足にばねを仕込んだかのような柔らかくダイナミックな着氷です。

北京五輪では、これらの技術を応用し、4回転3種類で勝負を挑んでます。

高得点が出るのも頷けます。

最後に

父・正和さんとしては、羽生選手を遠い選手にしてしまうのではなく、追従する気持ちで挑んでほしいと期待を込めてます。

私としても、柔軟な膝の柔らかさと体幹の良さを活かし、4回転アクセルに挑戦してほしいと思います。

ちなみにですが、父・正和さんがどんな選手だったのかは、下記の記事で紹介しております。

鍵山優真選手の父・正和さんはどんな選手だった?引退後まで紹介 (mikazuki0206.com)

もしよろしければ、お読みください。

優真選手は、まだ若干18才ですので、今後の活躍に期待できそうです。

今後も注目していきたいと思います。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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